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はじめに
令和6(2024)年度合格者のそうすけです🥳
今回は、不動産鑑定士を目指す大学生の就活について📣
自分は普通の大学生と同じタイミングで就活をして、
鑑定以外がメインの不動産会社から内定を頂いてから、論文試験を受けました!
つまり、8月の試験後から始まる鑑定会社の就活はしていません!
その理由は2つ:
- 20代なら鑑定会社にも転職しやすいと考えたから
- 鑑定以外の仲介やコンサルにも興味があるから

自分の周りには、
- 「鑑定士の勉強をしている就活生」も
- 「一般企業の就活をしている鑑定士受験生」も
全然いなかったので、かなり個性的な就職活動をしたと思います!
実際、鑑定会社に行く周りの合格者からは「なんで?」と言われまくり😮
でもすごくオススメしたい!(入社前の今のところは!笑)
🔴ポイントは4つ!🔴
- 就活と試験勉強は「モチベの両輪」になるので両立がオススメ!
- 「短答合格」だけでも本気度が伝わります!
- 就活のエントリー企業は賢く選ぼう!
- OBやキャリアセンターを活用しよう!
ポイント① 就活と試験勉強は「モチベの両輪」
自分も就活を始める前は、「両立できるのかぁ?」と思っていました
でも、今は「できるし、むしろ大学生なら両立がオススメ!」
なぜなら、就活で試験勉強のモチベが上がるから!
まず、行政法規や鑑定理論の勉強をすると、インターンで無双できます
→周りから「すごいね!」と言ってもらえるので、勉強のモチベが上がります
→面接では、鑑定士を目指している大学生が激レアだし、志望動機が明確なので無双できます
→内定をもらえて嬉しくなり、勉強のモチベが更に上がります

そもそも、鑑定士を新卒で求めてくれる企業は限られているので、就活に時間はかからないです
ポイント② 「短答合格」だけでも本気度が伝わる!
自分は大学3年の5月から「短答合格」と「宅建合格」を引っさげて就活戦線へ
インターンで、宅建合格者や、不動産鑑定士に興味がある学生は数人いました
でも、実際に短答試験に合格している学生に会ったのは1回だけ
ライバルが全然いないし、「短答合格してます!」で志望動機の説得力が爆上がりします!
ポイント③ 就活のエントリー企業は賢く選ぼう!
自分が企業選びで参考にしたのは、鑑定業者の事業実績と実務修習機関一覧
株式会社LCR国土利用研究所が、鑑定業者の事業実績を毎年ランキングにしてくれています↓
それから、日本不動産鑑定士協会連合会が、実務修習機関の一覧を掲載しています(リンク)
まずは鑑定士としてのキャリアを歩むために、実務修習機関に入ることは大事!
あとはマイナビとかを使うと、エントリーする業種はだいたい絞られます:
事業用不動産会社(toB)
仲介や管理、コンサルがメイン事業ですが、鑑定も行っている会社もあります
外資系企業もあって、社風も事業領域も多種多様です
個人向け仲介会社(toC)
グループ企業の鑑定を請け負っている会社もあります
営業職の募集がメインなので、最初から鑑定をやりたい方は注意
デベロッパー
新卒で鑑定士のような専門職を求めている企業はほとんどないです
しかし、鑑定実績のあるデベロッパーは新卒でも鑑定士を求めてくれます
信託銀行
実は信託銀行は不動産事業が収益の柱で、大手だと100名以上の鑑定士を抱えています
しかし、実際に鑑定業務を行なっている鑑定士は数名だけ
大半が収益性の高いコンサルなどの部署で活躍しています
鑑定以外で資格を活かしてみたい!という方には向いているかも
また、大手信託銀行には、新入社員から選抜して、
入社した年の論文合格をサポートする特別受験生制度があります
在学中から勉強が始まるし、プレッシャーも相当ですが、
卒業後も働きながら合格を目指したい人にはオススメの制度です!
(自分は、4年生で論文に不合格だった場合の保険として内定を頂いていました)
コンサル系
あくまで中途採用がメインですが、鑑定士の資格を活かして活躍している人は多いです
自分は新卒ではピンと来なかったので受けなかったけど、、、
ポイント④ OBや大学キャリアセンターを活用しよう!
OBを活用しよう!
鑑定業界の働き方やキャリアは、ネットで検索してもよくわからない、、、
そこで、鑑定士の大学OBに聞いてみるのがとても良いです!
自分は大学3年の5月、就活始めたての頃に、不動産鑑定士稲門会に問い合わせてOB訪問をお願いしました
その時の助言を踏まえ、「鑑定会社じゃなくて一般企業に就職しよう」と考えました
また、早稲田大学では秋学期の毎週水曜に、週替わりで鑑定士OBが講演してくれる「不動産鑑定士による不動産学」という授業があります
就活に活きる人脈を得つつ、目標とする方々に毎週会えるのは非常に良いモチベになりました
キャリアセンターを活用しよう!
独りで悩むだけじゃなく、キャリアセンターの就活相談や就活体験記を活用しましょう!
相談相手が不動産業界に詳しいわけじゃなくても、
自分で整理しながら話すだけで自ずと糸口が見えてきたりします!
また、就活体験記を「不動産鑑定」でページ内検索すると、
自分と同じような進路を選んだ先輩が見つかったりします!
最後に
大学生で不動産鑑定士を知っているだけで、めちゃくちゃラッキーだしアドバンテージだと思います!
ぜひその強運を活かしてこ!
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